DVRαシリーズ不正アクセスと思われる事象への対策について
2021/11/26
カメラシステムにてご採用いただいておりますDVRαシリーズにおきまして、
不正アクセスが原因と思われる事象が発生しております。
【発生事象】
- 遠隔接続ができなくなります。
- DDNS設定が変更されます。
- DVRから外部へ向け、大量の通信を行う可能性があります。
【対策1 – 必ず実施してください】
1. DVRのDDNS設定を確認して「3rd Party DDNS」にチェックが入っている場合は、以下の処置をしてください。
・「ドメイン名」、「ID」、「パスワード」を空欄に設定後「3rd Party DDNS」のチェックマークを外してください。
・「dvrdomain.com」にチェックマークを入れ、「ポート」を95に設定後「ドメイン名の取得」ボタンを押してください。
2. パスワードを変更してください。
※数字・アルファベット・記号が混ざるもの。16文字まで登録可能です。
3. Httpポート、コマンドポート、ストリームポートを変更してください。
※DVRに遠隔接続しているスマートフォン、PCの登録情報を修正する必要があります。
4. ルーター設定を変更してください。
・コマンドポート、ストリームポートのポート開放を再設定してください。
・Httpポートの開放を禁止してください。
※ Httpポートの開放を禁止すると、遠隔接続(IE)、ならびに遠隔設定(CMS Pro)は
できなくなります(CMS Pro, mViewer Proからの遠隔接続は可能)。危険回避の
ための処理となりますのでご理解ください。
5. ルーターならびにDVRを再起動してください。
【対策2 – 可能であれば実施してください】
1. ルーターのパケットフィルタリングの機能を使用して、以下のサーバーとの通信(送信・受信共に)を遮断してください。
・45.15.170.75
・185.243.56.167
・45.137.23.85
※ 不正アクセス元と推測されるサーバーです。危険なので絶対にアクセスしないでください。
2. 遠隔接続が必要ない場合は、ルーターのポート開放をすべて(Httpポート、コマンド
ポート、ストリームポート)禁止し、遠隔接続を使用しない運用に切り替えてください。