アツミ電氣株式会社

ADXシリーズDVRに非公開機能を悪用される脆弱性

2026/10/20

■ 概要

EX-SDI デジタルビデオレコーダー ADXシリーズについて、以下の脆弱性が存在することが判明しました。

- 非公開機能を悪用される問題

この問題を回避するため、以下に提示する対策を実施してください。

■ 該当製品の確認方法

影響を受ける製品は以下の通りです。

製品名称:ADX5004/ADX5008/ADX404
対象FW :Ver.10.8.237より前のバージョン
※ ADX5016は本件対象外となります。

製品名称:ADX3004/ADX3008/ADX3016/ADX204
対象FW :Ver.10.8.237より前のバージョン

製品名称:ADX1004/ADX1008/ADX2016
対象FW :全てのバージョン

■ 脆弱性の説明

<非公開機能を悪用される問題>
ADXシリーズには、ネットワークを介して外部から接続した状態で利用可能な以下のサービスが実装されていますが、いずれもメンテナンス用途であるため非公開でした。
- 任意のOSコマンドを実行可能なサービス
- ファームウェアのアップグレードを実行可能なサービス

■ 脆弱性がもたらす脅威

悪意ある第三者が管理者のパスワードを知りえた場合、以下のような影響を受ける可能性があります。

- 任意のOSコマンドを実行される。
それに伴いデーターの改ざん・破壊・漏洩、マルウェアの感染、サイバー攻撃の踏み台化など、ADXシリーズを任意に操作され、それに伴い被害を受ける、あるいは他のシステムに被害を与える可能性があります。

- 不正なファームウェアに書き換えられる
それに伴いデーターの漏洩、サイバー攻撃の踏み台など、ADXシリーズを任意に操作される、あるいは他のシステムに被害を与える可能性があります。
また、正常な動作をしないファームウェアで書き換えられることでADXシリーズが正常動作しない状態とし、サービスを停止させられる可能性があります。

■ 対策方法

<ADX5004/ADX5008/ADX404/ADX3004/ADX3008/ADX3016/ADX204をご利用のお客様>
対策済みファームウェアにアップグレードしてください。

◆ 対策済みファームウェアのダウンロードはこちらから
- ADX5004 (ndvr_adx5004_10.8.237.dax)
- ADX5008 (ndvr_adx5008_10.8.237.dax)
- ADX404 (ndvr_adx404_10.8.237.dax)
- ADX3004 (edvr_adx3004_10.8.237.dat)
- ADX3008 (edvr_adx3008_10.8.237.dat)
- ADX3016 (edvr_adx3016_10.8.237.dat)
- ADX204 (edvr_adx204_10.8.237.dat
- アップグレード手順(ADXシリーズレコーダー バージョンアップ手順書.pdf)

【注意】対策済みファームウェアにアップグレードすると、初期値、ならびに弱いパスワードは使用できなくなります。該当する場合は新しいパスワードを作成してください。

<ADX1004/ADX1008/ADX2016をご利用のお客様>
これらの機種については販売終了から年数が経過しているため、対策ファームウェアを提供することができません。遠隔接続の必要性に応じて以下の対策を実施してください。

- 遠隔接続が不要な場合:DVR本体からLANケーブルを取り外し、ネットワーク接続が無い状態で運用をしてください。
- 遠隔接続が必要な場合:対策が実施されているADX5000シリーズへの置き換えをご検討ください。

■ 関連情報

アツミ電氣製DVRに利用可能な非公開機能を悪用される問題

日本語版ページ:https://jvn.jp/jp/JVN88864366/
英語版ページ:https://jvn.jp/en/jp/JVN88864366/

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