戸建ての場合、どのように泥棒は侵入してくるのですか?その対策は?
戸締まりしたからといって安心できない。泥棒はガラスを破って侵入する。戸建て住宅の侵入としては、1階から侵入されたものが約9割を占めています。その中でもリビングの掃き出し口窓のガラス破りが最も多く、次いで無戸締まりの窓からの侵入があげられています。
小さい高窓だからといって安心できない。泥棒は見とおしのきかないところから侵入する。1階の侵入のうち、窓が侵入口となったものが7割を占めており、その中で、意外な落とし穴がトイレなどの高窓です。特にトイレ付近は死角となっているケースが多く、侵入しやすい場所です。「高窓は大丈夫だろう」と安心してはいけないのです。
玄関のドアを施錠したからといって安心できない。泥棒は明かり取りガラスを割って侵入する。玄関や勝手口などは配達のセールスマンを装えば誰が近づいても疑われることのない場所です。特に出入り口が死角になるような場所などは、犯行の標的になります。バールを用いた強引な侵入や、明かり取りガラスを破っての侵入があります。
2階だからといって安心できない。ドロボーは隣の敷地でも侵入する。
2階に関しての防犯意識は1階に比べて低く泥棒はその心理をついて犯行に及びます。
特にベランダの窓からの侵入は2階からの侵入全体の6割にも及びます。
その中でもベランダ窓の無戸締まりでの被害が最も多く、次いでベランダ窓のガラス破りとなっています。